2011年5月14日土曜日

「引越し手続き?賃貸契約が煩雑?割…レジデントファースト調?

 レジデントファースト(本社?東京都港区)は5日、2010年12月下旬に実施した「不動産の賃貸物件探し」に関連するアンケート調査の結果を発表した。「引越し手続き?賃貸契約が煩雑と思う人が全体の6割」、「ネットでできる内見の依頼やスケジュール管理を利用したい人が78.4%などの結果により、物件探しに対する不満と賃貸仲介業者へのニーズが浮かび上が
った。レジデントファーストは三井不動産グループに属し、賃貸仲介業務を行っている。

■「賃貸契約の準備は煩雑」の声が6割超

 「賃貸契約に必要な書類の準備や段取りに煩雑さや不自由さを感じたことがありますか」との質問に対して、61.4%の人が「感じたことがある」と回答。「ない」の27.9%を大きく上回った。賃貸契約のためには収
入証明書や住民票などの書類を準備する必要があるが、「いつまでに何をそろえればよいか」など、多くの人が煩雑さを感じていることが分かった。

 関心を持つ物件を自分の目で確認する「内見」については、ネットでできる内見依頼やスケジュール管理を「利用したい」との回答が78.4%に達した。「利用したくない」は6.8%、「どちらとも言えない」
は14.8%。「内見」は複数の物件に対して行う場合が一般的で、スケジュール管理などを分かりやすく、効率よく行いたいとのニーズが発生していることが分かった。

■ネット普及の反面、「店舗で物件探し」も多い

 賃貸物件探しの手段では、「インターネットやメールを利用」が81.6%と、インターネットの活用が一般的になっている反面で「
賃貸業者の店舗に言って探す」との回答も71.8%にのぼった。便利なネット利用が増える一方で、直接店舗に足を運ぶ人の割合も、依然として高い。

 「インターネットやメールによる物件探しにかんする不満点」では、「物件の画像が不足」(59.5%)、「募集が終了しているのに、掲示されつづけている物件がある」(56.8%)、「数が多すぎて、希望
に合う物件を探しづらい」(34.5%)などの意見が多かった。インターネットによる物件探しでは、多くの情報が収集可能である一方、画一的なサービスになりやすく、情報の精査や希望条件とのマッチングなど、希望の物件を探すために苦労している人も多い。物件探しの方法として、「店舗に足を運ぶ」と回答した人が依然として多い背景には、インターネットを ferragamo
利用した物件探しに、不便さも感じる人が多いためと考えられる。

■「自分専用ページ」のサービスを求める声

 インターネット上で自分専用ページから希望条件に合った物件提案を受けられる仕組みがあるとしたら」という仮定で質問したところ、75.5%が「利用してみたい」と回答した。普段は「インターネット?メール」で物件を探す人の79.5
%、「電話、FAX」を使うことが多い人のうち86.7%、「賃貸業者の店舗に行って探す」ことが多い人の75.3%が「利用したい」と回答した。インターネットを活用する人以外でも、「自分専用ページ」に対する関心は高い。

 「賃貸業者に求めること」を尋ねたところ、「自分の要望?希望に合わせ、柔軟に対応してくれること」(33.5%)、「希望する条
件に合致した物件を紹介してくれること」(32.5%)などの意見が多かった。

 レジデントファーストによると、アンケート結果から、「インターネットでの物件探しでも、店舗での物件探しと同様な1人ひとりの要望にあわせたサービスが求められている」と判断できるという。

 レジデントファーストは今回のアンケート結果なども参考に、賃貸
物件探しのマイページ「CLASSY NAVI(クラッシー?ナビ)」を一層充実させる考えだ。(編集担当:如月隼人)

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